入学式に出席するため、自転車に乗って中学校に向かうAさんは
あと少しで、中学校というところで見通しの悪い坂道にさしかかってしまいました。
中学校に行く為には、見通しの悪い生垣を過ぎて左に曲がらなければなりません。
スピードを落として、さあ曲がろうとしたとき
死角になっている生垣の先から男子学生さんが
急に出てきて思いっきりぶつかってしまったそうです。
偶然とは恐ろしいもので、乗用車が通行できるくらいの道幅があるのに
学生さんは生垣を右手に沿って、右に曲がろうと歩いていました。
そしてAさんが運転する自転車は、生垣を左手に左に曲がろうとしていたんです。
どちらからも相手が見えない状態で、気がついたときには
「どすん!」とぶつかっていたということです。
幸い反応のいい学生さんは、
ぶつかっても怪我もなく
転んでしまったAさんを気づかって
逆に「だいじょうぶですか?」と心配されたそうです。
実は、Aさん、ぶつかった後、生垣とコンクリートの壁に思いっきり
背中から当たってしまったらしいのです。
せっかくの入学式用の服は埃まみれ
通行人にぶつかってしまったことと転んだ恥ずかしさで気が動転してしまい
背中の痛みも忘れ、
Aさんも学生さんにケガがないかと心配になり
声をかけたのですが、
「大丈夫です。」としっかりとした言葉で、駅方面に向かって行ったそうです。
中学校に着いてから
Aさん自身の体の痛みもさることながら
「学生さんの名前や連絡先聞くの忘れちゃった。」
「本当に大丈夫かしら?」
「どうしよう!謝んなきゃいけないのに!」
結局、相手の学生さんはどこの誰か分からないままだったそうです。
皆さんもこんな経験ないですか?
もし、偶然の事故で、相手にケガをさせてしまったときは「賠償責任」が生じますよね。
「自転車保険」がほとんど売り止めになっている昨今
自転車での不慮の事故は、今のところ「個人賠償責任保険」で対応できます。
PS:
Aさんは、数日背中の痛みに悩まされたそうですが、病院にも行かず直ったそうです。
偶然とはいいながら、誰かにケガをさせてしまったときの対処方法を落ち着いて考えて
みなくてはと言っていました。
実は、Aさん「個人賠償責任保険」に加入していらっしゃって、今回のような場合
支払いの対象になるんですよ。と伝えると少しホッとしていらっしゃいました。







